母屋には前提として読み方が2つあり、どのように読むのかによって意味が2つに分かれていきます。
まず1つ目の読み方が「おもや」です。母屋(おもや)とは、敷地内の中心になる建物・部分のことを指します。母屋以外の建物を指し示す言葉として“離れ(はなれ)”や“納屋(なや)”などがありますが、こちらは聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
母屋のもう一つの読み方としては、「もや」という言葉になります。母屋(もや)は棟木(むなぎ)と軒桁(のきげた)の間に、平行に配置される、屋根の荷重を支えるための部材のことを指します。屋根の重さ(天井や照明、雨や雪、テレビアンテナやエアコンの室外機、太陽光発電機など)などを支える必要があるため、丈夫であることが重要なポイントになります。